aguko29のブログ

望みのほとんどは叶わなかったけれど

ひろしのセリフ

 

まだ、よくTVドラマを観ていた頃

 

1つのセリフがずっと印象に残り

 

そのことについて、度々考えていました。

 

 

 

https://www.ntv.co.jp/harachan/

 

主人公の弟が言い放つ

 

「働いたら負け」というセリフです。

 

 

というのは、義母の葬儀で

 

義母と同級生で、その苦労を知っていた

ご住職が

 

「働いて、働いて、働きづめの人生だった」

と語ったことや

 

私の母も、働くのが好きな人でしたので

 

ちょうど、そのことについて自分でも

 

「働くとは」の意味について考えていた時期でもあったためです。

 

「働く」

もちろん、生活をしていくため

 

やりたいことが仕事として繋がっている

 

人それぞれの意義がある

 

だけど、反面な世界が私の目の前にもあって

 

働きたいけど、働けない

 

仕事を持ちたいけど持てない

 

そういうのを目の当たりにしたり

 

私自身も動けなくなってしまった

 

そういう意味では私はまた

周囲の人間にとっては

 

人の働いたお金で生きている人となり

 

決して認めることができない

 

疎ましく、関わりたくない人であるのは

間違いないと思う。

 

子供の頃

 

路上生活をしたり

 

公園で寝泊まりする人を

 

家の人は「努力の出来ない人」と

言っていた。

 

しかし

当時から、その見解には疑問を持っていた。

 

本当にそうなのかな?と

 

 

光と影

 

光と闇

 

日本の高度成長期時代が子供時代だった

こともあり

 

それを直視することもたくさんあったため

 

そんな思考に辿り着くのは

 

至極当然で、そういう環境を選んでいる

のは間違いない。

 

答えの出ることなのだろうか

 

 

弟の「ひろし」役は菅田将暉さんでしたが

 

セリフに反して働きすぎではないかと

 

心配になるほどのご活躍ぶりです。

 

お幸せにと願います。